ウイルス感染によって、鼻や喉に炎症が起こる最も一般的な病気です。

風邪の原因は、80~90% ウイルス感染で、ライノウイルスなど200種類以上のウイルスが関与します(残りは細菌感染などまれなケースです)。
くしゃみや咳の飛沫を吸い込んだり、ウイルスが付いた手で鼻や口を触ることで感染します。また子どもは様々なウイルスに初めて出会うため何度も風邪をひきがちですが、繰り返し感染しながら免疫を獲得していきます。

などの比較的軽い症状が中心です。
ウイルスの種類によっては結膜炎(めやに)や嘔吐、下痢、発疹を伴う場合もあります。
通常は数日~1週間程度で自然に良くなります。
風邪に特効薬はなく、対症療法(症状を和らげる治療)が主体です。
ウイルス感染なので抗生物質は効果がありません。十分な睡眠と水分補給を心がけ、のどの痛みには温かい飲み物、鼻づまりには蒸しタオルや鼻吸引器で鼻水を取って楽にしてあげます。
発熱は体がウイルスと戦っている証拠です。機嫌よく元気で食事や水分が摂れていれば、必ずしも解熱剤を使う必要はありません。高熱で苦しそうな場合にのみ、解熱剤を使うようにしましょう。
入浴は汚れを落として気持ちよくなります。機嫌がよく、症状が安定しており、高熱でなければ短時間の入浴も問題ありません。
手洗い・うがいの励行やマスクの着用などが基本です。
特に咳や鼻水の出ている間は飛沫にウイルスが多く含まれるため、「咳エチケット(マスク)」を守り、使用後のティッシュはすぐ捨てるようにします。
タオルや食器の共用も避け、家族内での感染拡大を防ぎましょう。
また普段から十分な休養とバランスの良い食事で抵抗力を高めておくことも大切です。